2010年4月19日月曜日

DESIGN3_CITY CENTER LAS VEGAS




先日、少しだけ昔の同僚とチャットする機会があり、そのときに昔のプロジェクトの話がでました。この会社でやったプロジェクトのなかでは大規模なほうの商業建築でした。このブログの初めてのポスティングがその写真なのですが、懐かしくなったのでもう少し話そうと思います。
City Center Las Vegas、ダニエルリベスキンドなどの建築も見られるかなりおおきなコンプレックスです。私たちがやったのはこの全体の規模にくらべれば蟻んこのようなスケールなのですが。
コンセプト作りの段階で、「髪の毛をパツンと切ったような、ほら!日本人の髪型みたいな天井をつくりたい。レイヤーがいっぱいあるの」と女社長のコメントがあり。いろいろ言われてとにかく「、、、、やってみます」そう見えますか。この時代そういう天井流行ってましたよね。糸を使うかロッドを使うか。そして、入り口のドアもロッドで作ったんですよー。
このプロジェクトの嫌だった点はファイルの多さ。3,4種類のキャドファイルの変換が求められていので何百ものファイルを昼夜かけてチェックした思い出があります。建築って90%事務作業と思う時もある。それに比べればインテリアは50%くらいが事務作業かな、と昔ある女性と話しておりました。このころ、2人目を妊娠中の私でしたが、このプロジェクトの山を越えたときに社長からスパ、マッサージの券を頂き、感動しました。


ところでアメリカのインテリアデザイナーの仕事ってマテリアル選びが専門ですよね。だから彼女らはあらゆるブランドのあらゆる素材と会社、プライスダウンの仕方をよく知っている。ああいうプロが日本の会社にもいると、建築士の仕事の負担が減るような気がします。

ベガスに行かれた際はぜひお立ち寄りなって、カジノを楽しんでみてください。

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