2012年6月12日火曜日
韓国 公立の小学校事情
韓国の学校に通い始めて2週間が経過しようとしている。
インターの長い長い夏休みを利用しての体験入学。
初日からどきどきだった私の心配を吹き返し、彼は韓国の公立に楽しんで学校に通っている。
入学前に何回も足を運んだ私。
まず、英語を基本の授業だった彼が適応できるか、自由に育ってきた彼に韓国の勉強についていけるか、
などなどを繰り返し先生に尋ねる。
先生に言ったことは、”特別扱いしないでください”ということだけだった。
私は私なりに胃が痛かった。
数回足を運んで分かったことは、勉強はそんなに強制されないが、塾通いで教育に対してすしずめしてる親が存在する。良かったことはうちの近所は勉強をそんなに強制しない雰囲気がある。
初登校の前日にテコンドの先生やちょっと顔見知りの近所の子供に頼んで助けてもらうように言って下準備完璧。
主人も前日には学校偵察。
心配で初日は教室のドアの前で待っていた。終わりらしきベルがなる。
ん??
女の子に囲まれて出てくる息子。
なんだ。
ひょんじゅんくんのお母さん?なんて聞かれて、ほっとした。
かわいいじゃない小学1年生。
校庭にと飛び出しいきなり仲良くなった男の子と遊んでいる。帰りたくないという。
韓国の学校はワイルドだなんて聞いていたけど、こうやって見るとうちの息子の方がよっぽどワイルドじゃないか。
毎日生徒の送り迎えをするテコンド先生に会う。
勉強むずかしくない?という質問に、大丈夫だと答える息子。
先生に”多文化家族用の勉強プログラムがあります。毎日放課後2時間です。無料です。やりますか?”
私も主人も 答えは no だった。これが特別扱いをしない基本である。
息子には
”自分ができないことがあっていいんだよ。適当にがんばって”
というと
”1番目指してがんばるんだ。すでにテコンドは2位だもん。”
という。
どんな多文化家族の子供が、学校に入学する際にそれなりの緊張感とストレスがある。
周りの子供からも多くの意見を聞いている。
息子が苦労してきたその部分は今となってはへっちゃらであり、適応力が身についたのではないかと思う。
とにかく、良かった。
韓国語は英語の領域を超えて難しい。
登校拒否するんではないかと思っていたが、そんな心配は今のところなさそうだ。
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インタナショナルな人間に育つ事を期待しています。今度会う時を楽しみにしています。
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